エディンバラ大学出身の現役塾講師が教育面から子どもたちをサポート

個別指導だからわかる、生徒一人ひとりに合った学習方法を提案します!

個別指導塾が実践している教え方を大暴露!子どもにどう教えればいい?

こんにちは、セディンです!('ω')ノ

今回は、個別指導塾がどのように生徒に勉強を教えているかを大暴露しちゃいたいと思います!

教え方は講師のスキルによって「わかりやすい」「わかりにくい」と分かれることもありますが、実は塾によって基本は決まっているのです。

この教え方を家でも実践できたら、高い授業料を支払うことなく家で塾のシステムができるはずです。

ぜひ、参考にしておうちでやってみてくださいね!

【目次】

ステップ①重要単語を解説して暗記させる

まずは、特定のテキストを使い、その中にこれから出てくる用語を解説しましょう。

後で本格的に解説を行うため、軽く用語理解をさせるイメージです。

英語ならその単元に出てくる新出単語を一緒に読んで意味を確認しますし、算数や数学なら「がいすう」や「累乗」といった言葉を解説します。

意味が理解できたようなら、その単語を暗記させましょう。

算数や数学では暗記しなくても良い単元も多くありますが、英語は暗記に時間がかかります。

全部の単語のスペルまで覚えていたら日が暮れてしまうので、読めるようにすることと、意味がわかるようにすることだけに注力してください。

単語のスペルを覚えるのはまた別の時間です。

塾では宿題に出したり、定期テスト前にもう一度確認したりするところですね。

ステップ②解説をする

用語が覚えられたら次は解説です。

ここで気を付けることは、余計な知識を披露しないことです。

わかっていると、子どもにいろいろな知識を教えたくなるものです。

しかし、小5なら小5で、中1なら中1のその時間に習うことのみを教えましょう。

地頭が良く、どんどん理解していける子なら問題ありませんが、そうでなければ混乱してしまうからです。

今覚えるべきこと、テキストに出てきたものだけに絞り、シンプルな解説を目指します。

つまり、テキストに書いてあることのみを読むだけですね。

これなら講師でなくてもできます。

途中で子どもがわからないと言ったら、前に戻ってより丁寧な解説を行います。

そしてすべて理解できたようなら、10分程度時間を取って子どもに解説した内容を自分で理解させます。

他人から教えてもらうとき、子どもは一生懸命聞くことに力を使います。

理解することに力を使う場面もきちんと入れてあげることで、理解度が高くなることは覚えておいてほしいところですね。

ステップ③問題を一緒に解く

解説が理解できたら、今度は例題を一緒に解いていきます。

子どもに口頭で問題の答えを言わせ、それを親御さんがペンで書いていきます。

間違っているときには、決して正解を先に言わないようにしましょう。

言うのはヒントだけです。

解説で説明した箇所を指指したり、「惜しい!」と言ってできなかったことを責めない言葉をかけるのがポイントです。

テキストは基本的に簡単な問題からやっていく作りになっているので、一緒に解くのは簡単なところにします。

そこで基本の問題の丸つけと解説を終了させます。

ステップ④子どもひとりで問題を解かせる

一緒に問題を解いて理解しているとわかったら、いよいよ子どもひとりで問題を解く番です!

ここでも基本問題を解かせてあげてください。

いきなり難しい問題を解かせると、わからなかったときに自信を喪失してやる気をなくしてしまうからです。

このステップのポイントは、わからないところがあっても後で解説することです。

実際の受験本番では、誰にも頼ることができません。

学校のテストだってそうですよね。

だからひとりで問題に立ち向かうことを優先し、わからなかったら全部解き切った後で解説します。

また、わからなければ解説してくれたところまで戻ればいい、もう一度読めばいいとわければ、自己解決能力も上がります。

ステップ⑤答え合わせをし、間違えたところをもう一度解く

子どもがひとりで解いた問題の答え合わせをし、解説まで済んだら間違えた問題はもう一度解かせましょう。

答え合わせをしてそこで終わりだと、ここで間違えた問題は高確率で次も間違えます。

これは塾講師として長年やってきている私が本当によく見る光景です。

つまり、2回解かせてもまだまだ定着するにはいたっていないということですね。

だから間違えた問題にはチェックをつけてもらい、宿題に出して3回目をさせることにしています。

おうちでも、教え終わったら宿題という形で塾さながらに復習をさせることをおすすめします。

ステップ⑥宿題を出す

その宿題は、その日やったところをもう一度解く、あるいはテキストにまだ問題があるならその問題を解いてくることとします。

教えたときはできても、1週間もすれば丸っと忘れてしまう子はたくさんいます。

ですから、定着させる意味でも応用問題を宿題にする必要はありません。

覚えるまで、頭にしみこむまで、基本を繰り返しておくことがポイントです。

問題だけでなく、英語なら進出単語のスペルの暗記など、時間がかかるけれど教えなくてもひとりでできることを宿題に出してあげてください。

やってきたか確認するために小テストを行うこと、やっていなければ宿題を倍にすることなど、おうちでできる宿題をさせる工夫を取り入れてみてくださいね。

家を個別指導塾化することは可能!

親子関係にもよりますが、高い授業料を支払わなくても家で個別指導塾がやっている学習方法を取り入れることは可能です。

親御さんの方が最初は慣れないかもしれませんが、教えるステップは塾と同じなので一度やってみれば案外大丈夫ですよ?

それでも子どもが言うことを聞かないなど、対応が難しければ個別指導塾に行かせるべきだと思いますね(/・ω・)/

以下には、小3からの全教科復習用のおすすめテキストをご紹介しています。

もしおうちで勉強をしてみるならぜひ!