自分をアセクシャルだと認めてから劇的に変わった生き方とは?
こんにちは、セディンです!('ω')ノ
今回は、自分のことをアセクシャルだと認めてから私の考え方や生き方がどう変わったかをご紹介します。
正確には、グレーアセクシャルと言って、人に対して恋愛感情や性的感情を抱きにくいカテゴリーに入っています。
【目次】
今までの違和感に納得ができた
私が自分をアセクシャルだと認めてからすっきりしたのは、私が今まで抱えていた違和感から解放されたことでした。
今まで感じていた違和感とは以下のようなものです。
- 思春期に誰かと付き合いたいと思ったことがなかったこと
- 恋愛映画を見たいと思わないこと
- 恋愛作品を冷めた目で見てしまうこと
- 恋バナが苦手なこと
- 周りが語る恋愛観を聞くことが苦手なこと
- どうして周りはそんなに次々好きな人ができるんだろうということ
こんな違和感を、グレーアセクシャルという言葉は全部一気に吹き飛ばしてくれた気分でした。
私がグレーアセクシャルだとわかったのはごく最近のことで、30歳くらいのことでしょうか。
スマホで調べものをしていたときに偶然目に留まったのです。
例えは良くありませんが、まるで医者に病名を告げられて、今までの症状が腑に落ちた感じでしたね。
恋愛に焦らないこのままの自分でいいんだと思えた
私は、グレーアセクシャルであることで特権的な地位を得たような気持ちになっています。
恋愛をしないことに対して、きちんとした理由ができたことを素直に嬉しく思いました。
自分は何者かわかったのです。
自分のことをいわゆる普通の人だと思っていた時期は、私は恋愛をしないおかしな人で、周りが結婚について考えていることや、結婚していることに焦りを感じていました。
「恋バナのひとつもできない私はおかしいんだ」
そう思い、今までほぼ恋愛経験がないことを恥ずかしいことだと思ってきました。
だからこそ恋バナをする機会が来るととっても憂鬱だったのです。
ところが、グレーアセクシャルだとわかってからは自分が恋愛をしない理由がわかったことで、自由に自分らしく振舞えるようになりました。
今だったら、たとえ恋バナが来たとしても堂々とグレーアセクシャルだと言えるでしょう。
今までは自分に恋バナが飛んでこないように、恋愛に関することをすべて避けていました。
けれど、最近は職場でもちょっとした恋愛ジョークを自分から言えるようにもなりました。
そこで自分に逆質問が飛んできたって、もう大丈夫だと思っているからです。
恋愛をしたことがあるともしたことがないとも言えず曖昧な嘘でごまかしていた自分はもういないことが、やっと自己の確立ができたと思える理由でした。
自分だけじゃないと勇気がわいた
今までこんな自分のことをおかしいと思っていた私は、自分と同じようにアセクシャルの人がいると知って喜びました。
「変だと思ってたけど自分だけじゃないんだ!」
アセクシャルという言葉を知ってから、Twitterでも探せばたくさんの人がいることがわかり、アセクシャルがドラマにも取り上げられるというように広がっていきました。
性別のカテゴリーを増やしすぎることに疑問を呈すこともわかるのですが、私のように悩んでいる人の心が晴れるなら区分けしていってもいいのではないかと思います。
もし興味があれば、アセクシャルの恋をしない2人が主人公の珍しいドラマをどうぞ(/・ω・)/ ↓